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アーカイブリマスター第四弾!!『出っぱなし-2018再編集版・後編』





前編はここをクリックしていただくと読めます


『出っぱなし-2018再編集版・後編』



3.四ツ谷………。優等 煽(すぐひと あおる)


ある日の午後。靖国通り。


「なぁ、前から言おうと思ってたんだけど。優等くん、君に運転させるとね、なぜ?混んでいる方、混んでいる方にわざわざ車を突っ込んで行くのかな?、普通逆だからね。空いてる道を選んで走るけど、もう会社に戻るだけだから良いけどさ。この前田中さんがよ『優等さんは約束の時間に一度も表れたことがありません。』って怒ってなかったけどさ。謎だな君は。優等くんよ。」

「人混みや、車の渋滞。都会でよく見かける景色。そこに僕は何かヒントが隠されているんじゃないかなぁ………。なんて考えてると混んでいるところへ。ふと気がつくと混んでいる中に自分がいるんですよ(笑)。」

「………お前は誰のインタビューに答えてんだよ。疲れるな本当に。……………だが意外と深いなぁって関心してる場合じゃないよ、あのよ、とりあえずよ時間は守れ。大人の最低限のルールだ。『僕は永遠に子供です』とか言うな、面白くないから。」

「バカ息子は帰って来られたんですか?。この前ちょっと本で雑誌で読んだんですけど、『出っぱなし』って病気じゃないのかな部長のバカ息子。病院行った方がいいですよ。初期だと治る確率が高いみたいですよ。」

「幼少の頃からの親友だって言わないよ、ウチの長男ことを、俺を目の前にして『バカ息子』なんてよ。お前はよ良い度胸してるよ、履歴書書かすぞ。それと心配もしてねぇくせに心にも思ってねぇーこと聞くな。」


「心に思ってないなんて。僕はおもしろ半分で聞いたんですっ!!。」


「ちょっと車端に寄せろ!!、ちょっと止めろよSTOPだよ………あれっ!?。」


「………バカ息子じゃないですか?、走ってますよ………。『何から逃げたいのか?。その何かがまだ決まってもいないときに逃げ出している今の若者たち。走り出すのは今なのか?。今じゃないだろ!。』僕が言えるのはこれぐらいですかね。(笑)」


「ウルサイお前!!(怒)、ちょっとよ連れ戻してくっからよ会社に先戻ってろよ、なぁ。悪いな。」

「僕も付き合いますよ、連れ戻したはいいですけど帰りどうするんですか??。後を着けますから、見失ったら電話します。」



4. ……………理由。




「進!!おい!!!ちょっと待て!、止まれよっ!!STOPだよSTOPっ!!。」

「んん???………、俺を呼んでる声がする、どこかで俺を呼んでいる!待ってろ!今行くから。俺も君に用があるんだよ!!、今すぐ行くから死ぬなよ!。」

「何を言ってたよお前よっ!!(怒)、止まれよ止まれっ!!。まったくよ(泣)。」

「んんん!?、オヤジじゃないか!?どうしたんだよ、こんなところで何をしてるだよ!?。」

「ハァハァハァ………、面白くねぇーけどよハァハァ………お約束だから言っとくよ、なぁハァハァ………それはこっちの言うセリフだよ。汗かかすなよっ!!(怒)。」

「オヤジ。俺は走るぜ。そして泳ぐ。ロードバイクで野山を駆け抜け、そしてまた俺は再び走る!。俺は今から大阪へ行く。俺のスタートラインは大阪。そう大阪城ホールからスタートだ!!。」

「進よ、ちょっと待って………進よ、お前が今何を言ってのか俺は全然解らないよ??。人にさえ迷惑掛けなければ走るのは全然構わないよ、泳げる場所で泳ぐなら泳げよ、自転車のことだろ?ロードバイクって?交通ルールをしっかり守って走るなら風にでも台風にでも何でもなって良いよ。だけどスタートラインが大阪??で、大阪城ホールって?……………。まぁいいや100歩譲ってな。スタートは大阪、じゃあゴールはちなみにどこなんだよ??。」

「日本武道館。」

「……………ハアァ〜〜〜っ!!??(驚)。武道館スタートじゃあダメなのかよ?。ゴールを大阪にした方が良いだろよ?。大阪から帰り楽して新幹線で東京戻って来る方が利口だろ?。解らん俺にはまったく解らない、理解ができないよ。本当に進には申し訳ないけど。この前取引先の人を接待したときな「親の心子知らずと、昔の人はよく言ったもんですよ。だけど子供の世界と大人の世界。どの世代の子供、大人にも必ずあるんですよ……。『分からず屋』の大人、親になりたくないですよね。お互い。(笑)』

なんてその人言ってたんだけど。お前の言ってることが理解できるかも知れない、その人なら。今すぐその人のところへ行くか?。俺は分からず屋なのかも知れない。スタートが大阪城ホールで、ゴールが武道館って意味が解らないよ??。佐知子さんショック死するぞお前。」

「スタートが京セラドーム、ゴールが神宮球場じゃあ問題があるかな?。進くん久しぶりだね。(笑)…………108人目のEXILE、EXILE・清です。(笑)」

「清さん………お久しぶりです(笑)。京セラドームか……………。清さん(笑)、ありがとう!。僕もまだまだ視野が狭いです、気づかせてくれてありがとうございます。京セラドームをスタートライン、ゴールは走ってる途中に良いアイデアが浮かぶかも知れませんから、ゴールは決めずに走ります!ありがとうございます。」

「優等くん、車はどこ止めた?。本当に付き合ってくれるの??。病院行きたいんだけど車は車?。疲れる本当に。」

「(小声)オヤジオヤジ。この人誰?。」

「お前今の今だよ、仲良さそうに話してたじゃねぇ〜かよ。俺は見てたぞ。EXILEの清さんって人じゃないの??。知らないよ俺は!!(怒)。」






5. 病院-2。






「オヤジ……………俺は疲れた。……………もう歩きたくない。」

「何を言ってんだよお前はよ(泣)ずっと走ったくせによ。……………突然「もう歩きたくない」って……………『もう歩きたくない』意外と深いな……………ってそんなこと言ってる場合じゃないよ。よっ!!優等くんよ、もう帰っていいよ悪かったな。この埋め合わせはちゃんとすっからよ、ありがとうな。」

「帰りも困るでしょ?。いいですよ送ってきますよ。面白そうですし。」

「オヤジ……………。俺、本当は死ぬんだろ??。この前朝帰ったらお袋に病院連れてかれて俺逃げたんだよ。俺は難病を抱えてるんだろ?、自分の体だから自分が一番よく解ってる(泣)。だから俺は朝ぱっらから病院に連れてかれた。しかもお袋は涙を流してる。『どうしたんだよ?』って聞いても『いいから言うこと聞いて、もうどこにもいかないで。』それしか言わないんだよ。オヤジ俺はもう直ぐ死ぬ。まだ死にたくないよ(泣)、怖いよオヤジ(泣)、だって新聞の文字が小さすぎて読めないなんてこと思ったこないぜ(泣)、本当だよオヤジ!信じてくれよ(泣)。」

「新聞の文字が小さすぎて読めないのは病気じゃないし、小さすぎて読めないって思ったこないんだろ?死なないから心配すんな。で、佐知子さんがどこにも行かないでくれってお前に言ってるの、あの日逃げたんだろ?、お前は佐知子さんが言ってる矢先じゃねぇーかよ。」



「ええ……………次の次の次の次の方、お入りください。」



「次の次の次の次の……………俺たちだ、行こう。」






6. ……………診察室。医師・迷医・大門 未知男。






「こんにちは……………。どうなされましたか?。」

「この前ですね、ウチの家内がですね、家に帰って来ない息子のご相談にここで診察受けてるんですけど……………」

「喋らないで、STOP!!。……………患者さん……この方ですね?。私は一目見ただけでその人の病名を言い当て、しかもその人が異性だった場合、その人を異常なほど愛せることができるのです。……………出っぱなし……………。あなたの病名ですね?。」

「えええ???、EXILEの清さんが(泣)。清さん(泣)、ダンスを教えてくれる約束は??死なないでくださいっ!!(泣)」


「いかんいかん!!ピントがズレたか??、えええ???んん???。EXILEの清???ええ???こちらの方が息子さんじゃない??。」


「私は元ももいろクローバーZメンバー、松本 麗華です。父の遺骨を引き取りに来ました。ご迷惑をお掛けしました。」

「えええ???嘘だったの???、EXILEの清さんじゃないの??(泣)。嘘つき(泣)!。ずっと信じていたのに(泣)!清さん嘘だって言っとくれよ!!僕はEXILEの清だよって麻原彰晃こと松本智津夫の三女なんて嘘だって言っとくれよ、ねぇ、言っとくれよ(泣)。」


「進!!お前はうるせーよ(怒)、優等!!お前まで診察室に何で入ってくるんだよ??(怒)、話がドンドンややこしくなってくっからよっ!!!、お前は喋るな!出てけよっ!!(怒)。……………あっ先生すいません……………こいつは私が務めている会社の部下です。まったくよーーどいつもこいつも(怒)……………。」


「なるほど、まぁ良いでしょう座っていてください松本さん。進さんでよかったかなお名前は??。じゃあ全部服を脱いでください、脱いだら直ぐ服を着て、息を思いっきり吸ってください、限界までもう吸えないっというまで、そしたら最後その息吐かないでください。いいですか?、じゃあ脱いでください。レントゲンも撮りますから、最後に採血します。私が採血しますからね。私大失敗しかしませんから、採血死ぬほど痛いですから覚悟してくださいね。……………オーーイ奴隷たち!!お仕事だよ!!レントゲンを撮るからね!!『写ルンです!』の用意しといてください!!。」

「部長、部長、……………。明日会社で言いふらしても良いですか??。」

「良いよ。信じないよ、今日の出来事、誰に話したってよ……………。」





7. ……………解決。





「オヤジ、お袋。真美にも兄貴は心配してねぇーから頑張れって伝えといてくれよ。迷惑かけたな。3年なんてアッという間だよ(笑)。デケーーーーー男になって戻っくっからよ!!!さようなら、また会う日まで!!アディオス!!」

「先生すいません、お世話になりました本当に(泣)、就職先までお世話して頂いて。このご恩は一生忘れません。あなたからも先生にお礼を言ってよ!!、なに怒ってるの??。最近ずっと怒ってるんですよ、どうしたの??。」


「お母さんお母さん!!お父さんをそんな責めてはいけません。息子さんと数年間会えないんですから。そりゃあ悲しいですよ。自分の気持ちの持って行き場所を探しているんですよ、ねぇお父さん(笑)。」


「良いこと言った!!みたいな顔するな!!(怒)。もう何度も言ってるけど俺。佐知子さんもさ、進はメキシコ湾沖の石油採掘施設に行くんだよ。『マーク・ウォールバーグが働いてたところでしょ?(笑)。大門先生が言ってたよ。』って佐知子さん喜んでるけど、それは映画の中での話で本当に勤めてた訳じゃないよって言ってるのにさ、ろくなこと言わないよね本当に先生よ(怒)。進、3年戻って来ないって言ってるのにさマーク・ウォールバーグなんてどうでもいい話じゃないよ。しかも普通の人は短期間で行き来してる場所なのに、何で進は3年間も行ったきりで帰って来れないの??採掘施設何をやらせるつもりなの進に?。


大事な部分もちゃんと聞けてないのにね、バンバン話を進めてるのがおかしいって言ってるんだよ。しかもだよ石油採掘から戻ってきたらその先の話まで決めちゃって、次は一週間も経たないうちに東京湾からマグロ漁って2年戻らないなんて言われてもだよ、ハイそうですかありがとうってどこの誰も言わないだろう?。ええ??不思議だよ。終いには木星に行くからもう進くんは帰って来ませんとか言い出し始めちゃってさ、帰って来ないからみんな心配して騒いでたのに、最後は帰って来ないことをみんなで良かったねなんて抱き合って手を叩いて喜んでなんてことになったりしたら、それこそ本当に本末転倒だよ……………。ちゃんと話をしようよ、先生もよ(怒)……………本当にもう、ワケが解らないよ。」


「お父さんちょっと、……………(佐知子さんに聞こえないぐらい離れ)。お父さん、何度もねご説明したじゃないですか。石油採掘施設とマグロ漁なら海の上ですし、出ていきようがないですし、『出っぱなし』の治療方法が5年あれば何とかなる、私が何とかしますから。もう私が受けた様々な難問。今回はもうこれ以上無いぐらいの名案、解決作としては傑作ですよ。自画自賛ですよ。もっとポジティブに考えましょうよお父さん。もしかしたら進くん、1年で治るかも知れない、短期間で完治できるかも知れない。

それともう採掘施設とマグロ漁、相手に断ることができないんですよ。それが契約ってもんでしょ?、お父さんならお解りになるでしょ?。仕事ってそういうもんでしょ?……………」


「ちょっと待って待って、今のその部分ですよ先生が話てる、そこがおかしいって言ってるの俺は、『断ることができない契約』そこを詳しく教えろって言ってるんですよ。俺がいないときにウチのかみさんと勝手に話して洗脳するかのように了承得たり、そこも納得してないし。契約って何???先生よ、卑怯だよねやり方が(怒)」

「卑怯?。その言い方は聞き捨てなりませんね。私は夜中壁に貼り付いて寝ている蚊を寝ている間キンチョールを吹き掛ける……………」

「ちょっとちょっとまた話がおかしくなってる!!!。あのね単刀直入いうと、『私は大失敗しかしませんから』って豪語する医者の言うことを信用をしろって言われても信用できないんって言ってるだよ俺は!!(怒)……何かあったときは、責任ちゃんと取ってもらうから。」

「何もありませんよ……………。お父さん。今夜ウチに来てください。カンフー・ボブスレーのお話でもしながら我が家で2017産のワインでも(笑)。優等さんもお誘いしましょう(笑)」

「何で優等くん?、俺が本当に病気なっちゃうよ、先生勘弁してよ。あっ!!解った解っちゃった!優等の野郎……そういうことか……先週、新橋だか品川だか東京駅の近所だかに新しく出来た『都会にある牧場』とかいう場所に、最近出来た友人と行くとかワケの解らないことを優等くんが言ってたんだけど。その最近出来た友人のことはハッキリ言わないんだよ話はぐらかして逃げてたんだよな……………。あんたか先生??牧場、優等と一緒に行ったのは???。俺を仲間に加えるなよ(怒)。ウチのかみさんもだぞ!(怒)」



「えええ???……………。お父さんお父さん!!、大変だ!!!進くん逃げちゃいましたよ!!!(泣)。探さないと早くお父さん!!!早く!!!!船が出てしまう前に進を取り押さえるんだっ!!!!契約が(泣)……………。完全に私は油断をしていた『出っぱなし』恐ろしい病だ(泣)。」




進は10日後、なにも無かったような顔をしながら自宅に帰宅。次の日学校へも復学。『出っぱなし』の症状も完全に収まり、今までの騒ぎがいったい何だったんだ??と思わせるほど現在は平穏無事な生活を過ごしている。


と、感じていたら、新たな問題発覚?………………。






終わり……………。




特報。

この作品の主人公・進。進の妹、真美を主人公にした作品を後輩が執筆予定。


近日公開。



毎度お馴染み速攻書き、読み返さず更新してます。

誤字脱字、可笑しな日本語は少しずつ直します。

少しずつ直す予定です。

今朝書いたばかりの書きたてホヤホヤです。







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